fc2ブログ

なぜ今、ネットワークか?

自分達の声が言論統制などで届かない状況では口コミ伝達でしか互いの意思のやり取りができない。インターネットの登場で2chの掲示板が「便所の落書き」と攻撃されながらも書き込みを増やして世間に対して影響力の拡大を続けた。今はどうかは知らないが、新聞や出版社のように編集部という事実上の検閲がないので誰でも様々なことを自由に書き込むことが出来た。

そして多くの人間が書き込むから報道検閲で世間に出てこなかったことも多くの人は知るようになっていく。そうなると「多くの人が読む」という事実で今度は2chに権力側は些細な理由を挙げて規制しだしてきた。しかし「言論の自由」は民主主義制度の土台だ。「言論の自由」を奪えば民主主義体制を権力側自体が否定することになる。この自己矛盾があるから徹底的な規制はできない。

ではどうするか?大阪の「ヘイト・スピーチ条例」だ。

この条例はそもそも法律の趣旨と大きく離反する条例であって、法律の趣旨は「実際の行動」を対象とする。「殺すぞ」と口にしても笑いながらの「殺す」と、睨みつけながらの「殺す」では冗談と恫喝の違いが出てくるように意味合いが全く違う。しかし状況を全く取り上げなければ「殺す」の意味は恫喝になって、「恫喝」だから逮捕ということになってくる。

そうなると冗談さえ口にできない監獄ルールだ。

法律の趣旨は「危害防止」にある。この「危害防止」も社会に支障をきたさないために「最低限」の範囲で留める。かって国鉄であった頃「順法闘争」という奇妙なストライキがあった。法律を厳守して鉄道を運営するという闘争だ。もちろん「順法」だから違法ではない。しかしこれによって出勤で利用する鉄道がマヒしだした。法律が社会活動を壊したのである。

「物事に食い違いがあるのは当然」という考えは社会での暗黙の了解だ。コンピューター・プログラムでも必ずバグが出てくる。「見落としが普通にある」という前提で実際にコンピューターを試験的に利用者に試してもらい、そして見落としていたバグを利用者に発見してもらう。

制度やルールも同じだ。実際にやって不都合を発見し、そして不都合を直した新たなルールに書き直す。

現実というのはそういうものだとほとんどの人は経験的に解っている。ところがルール原理主義者はルールを教典のように崇めて、実際に不都合が出てきても見直しをしない。「ルールは何のためにあるのか?」ということを考えないのだ。これは一種のバカである。台風や津波などの災害が来ても「法律を守れ!」とやったらどうなる?非常事態では大衆の判断に任せるしかないわけで、だから大衆の知的レベルで大混乱にもなれば、整然とした対応にもなる。

今度の福島沖地震で車線の片側を空けて車が渋滞している光景が話題になった。これを「バカみたいだ」とする意見もあるが、多くの運転する者は地震による津波の程度をその程度と判断したか、あるいは全車線を車でいっぱいにすると緊急車両が通れなくなると判断したはずだ。いずれにしても、片側を空けても全車線を車でいっぱいにしても車を動かせないことは同じなので、同じならさらに状況が緊迫するまで片側を空けていざというときのために保険とする判断は賢明である。

筆者は日本人の知的レベルは相当に高いと、この光景で安心した。

この日本人の知的レベルの高さを「ヘイトスピーチ条例」は無視したか、あるいは「闇を追及させないための思惑」で条例を可決させた。もちろん重要なのは「闇を追及させない」思惑の方だ。こういう「言論の自由を奪う」条例は対象をいくらでも広げていく「監獄ルール」になる。「監獄ルール」はもちろん独裁社会のルールであって民主主義社会と対立する。だから筆者は「憲法違反の条例だ!」と怒った。

言論は言論で対処すべきであって法律という権力で対処すべき事柄ではない。法律が対処するのは実際に起きる「暴力行為」の「行為」の方だ。

・・・かなり横道に逸れた。「なぜ今、ネットワークか?」に戻る。

「今」がインターネットを指して使った。コミニケーションと「言論の自由」は表裏の関係であって「言論の自由」がなければコミニケーション自体が非常に貧弱なものになってしまう。「こういうことを書けば捕まるかな?」と考え出すと意見の出しようもなくなってしまう。

「コミニケーション」の役割は妥当な意見に収斂さして、わざわ法律が出てくることを抑えるためにある。要するに柔軟度の維持だ。

そしてインターネットによって実に細かいことも知ろうと思えば知ることが出来るようになった。それだけニュースサイトは千差万別でかつものすごく増えた。しかもさらに増える。こういう状況に現在はなっている。

この状況を現実社会に生かそうとするのが「IoT」だと解釈している。「インターネットを現実社会で活用しましょう」という意味になるが、そうするとIoTが進展していくと否応なく「闇」を照らし出すことになる。「社会の見える化」現象が起きる。

「社会の見える化」現象が起きると、今まで見えないことで利益を得ていた集団が猛然と、かつ陰湿に抵抗・反撃をしてくる。ろくでもないことをして利益を得ていたわけだから「抵抗・陰湿」なのだ。公然とやれば世間の袋叩きに遭うから「陰湿」なのだ。要するに「嫌がらせ」が中心になる。

こういったことが予想できるから「見えない反撃」が必要になってくる。「見えない反撃」となればナチ制圧下でのフランス国民がやったレジスタンスを想起すれば解りやすい。ネットワークは「見えない組織」にもなれる可変性を備えている。同時に個人の主体性によってネットワークはできるので軍隊のような命令と服従の組織でもない。ネットワーク内のどこかからくる指示に納得できなければ「やれない」と簡単に拒否できる。

つまりネットワーク自体が多変性なのだ。色々な種類のネットワークがあるということだ。

こういう多くの種類があるネットワークを結びつけるのがインターネットという基幹ネットワークなのである。ここで実社会とインターネトという仮想社会・情報社会が結びつく。

極端に言えば様々な種類のカード会員はカード発行者のネットワークに組み込まれているということになる。単にカード発行者側にネットワークの概念がないだけだ。しかし、どこかがカード会員をネットワーク化していけば他のカード発行者も必ず追随してくる。

こう考えると日本社会がネットワーク社会になるのは目前だということが見えてくる。日本社会が絡み合った二重構造になるということだ。だから「ネットワーク社会とはどういうものだ?」ということを筆者も考えている。

機密と闇の違い

見えないものには評価のしようがない。しかし見えなくしているのに自分が不利、あるいは都合が悪くなると突然姿を現して自己弁護や批判相手への抗議などをやってくる。また自己弁護でも都合のいい一部しか世間に見せようとしない。

もちろん組織には機密事項の部分はあって当然だが、多くを公開している場合、「ここからは公開できません」などという機密事項の部分は見る側も必要性を感じて納得できるものだ。しかし「何でも隠しておきたい」姿勢の組織はどうでもいいことでも隠そうとするので組織自体が怪しいもの見えてくる。これは泥棒集団・犯罪集団を頭に浮かべれば簡単にイメージできる。自分達のやっていることが犯罪的だと自覚しているから「何でも」隠そうとする。

「闇」というのは「極秘部分」ではない。犯罪的意識を持った者が集まって闇を作っているからその部分は「怪しさいっぱい」の闇となっている。そこに居る者全員の顔つきがすでに怪しい。喜怒哀楽の表情自体が芝居がかっている。

これが市場なら誰も寄りつかない市場だ。怪しい商品、怪しい価格、怪しい人たちがいっぱいなら誰が好き好んでその市場に足を運ぶか?という理由でその市場を一般人は敬遠する。

ネットワークでも同じだ。怪しいネットワークはやり取りで不審を抱かせる。通常のやり取りとどこか違う違和感が不審の念を抱かせるし、その不審は正しい。ABCD・・・と続くのが正常とすれば、ABときて次にCを抜いてDが来ると、それは怪しいのである。「何故Cがないのだ?」と普通は思う。そういうことが何度かあるとCが気になってくる。Cが絡んだところでいつも順序が飛んでしまう。ということは「Cに関心を持ってもらいたくないからCを飛ばすのだ」と普通は思う。

しかしCを隠したい側はCを隠したい気持ちが強くて、「隠すということが逆に関心を持たせてしまう」という人の心理を見逃してしまう。理屈というのは平面的に展開されるので上や下の視点になかなか気が付かない。だから自分のやっていることに対しての客観的な視点が抜けやすい。詐欺師は理屈の整合性に熱心なあまり、整合性を一見持っていない事実にはなかなか想像力が働かない。だから「あれ?そうですかねぇ・・・誰それさんは違うことを言ってましたよ」と言われると慌ててしまう。

ここで詐欺師はミスを犯してしまう。辻褄の合う理屈をとっさに口に出して相手を説得しようとするのだが、「咄嗟」だから十分に理屈を練っていない。その場では何とかなっても1日を置くと騙そうとする相手はいくつかの事例を思い出して首を傾げるようになる。

「事実」は平面的には整合性が見えなくても立体になるとちゃんと辻褄が合うものなのだ。AからDになっても、あとでBやCが断続的に出てくる。BやCが出てくると「あ・・なるほど、そういうことか!」と、むしろBやCが抜けていることに事実の信憑性を感じてしまう。「事実を述べたいがためにBやCを抜いたことに気が付かない」と相手は思うのだ。

こういうことは国連などの機関を通して日本に注文を付けてくることでも同じだ。順序を意図的に狂わせている。国内問題は国内で合意を先にするのが順序だ。その合意の見通しが立たないからいきなり「国連では・・」と順序を飛ばすようなことをやってくる。この場合の「国連では」は論理ではなく権威の利用だ。論理では説得できないから権威という見せかけの力を利用する。

その意味で「ノーベル賞受賞のAさんはこういうことを言っています」も同じだ。「こういうこと」にちゃんと理屈が通っているなら「ノーベル賞」という権威を持ち出す必要もない。そうであるのにわざわざ「ノーベル賞」という権威を持ち出してくるのは理屈でやると不都合になってしまうからに他ならない。この場合の「不都合」は思惑が背後にあるからの「不都合」だ。

「事実」は具体的なものだから色々な要素が入っている。色々な要素を含みながらも事実自体は単純である。「Bが殺された」、それが事実だ。この事実を基にして「なぜ殺されたか?」という分析が始まる。これを逆にして「なぜ殺されたか?」では「殺された事実」を確認できていないので分析のしようもない。

最初に事実の確認をする・・・これは「結論を先に出すな」という犯罪捜査の基本でもあるが、犯罪に限らず「トランプはどういうことをやってくるか?」などの予見をするためにも必須の考え方であることを強調したい。

るいネット?


代表者 代表取締役社長 岡田淳三郎
資本金 9,900万円
売上高 80.4億円(2015年3月決算)
社員数 485名
本社 大阪・東京
事業部門 類報道、類宅配、類設計室、類塾、類農園、類地所
関連会社 有限会社類農園

業務内容

社会事業(類報道・類宅配)
・地域新聞発行(事実報道)
・宅配事業
・認識形成サイト『るいネット』運営
・実現塾
・人材育成事業
建築設計事業(類設計室)
・建築の企画、計画、意匠、構造、設備、積算、監理
・都市計画・再開発における地域調査および、それに基づく企画・基本計画の立案
・マスタープランやリーディングプロジェクトなど、自治体の政策具現化の為の調査・提案
教育事業(類塾)
・小中学生の学習指導
・幼児教育
・教育コンサルティング
・テキスト・進学情報誌出版
・公開実力テスト
農園事業(類農園)
・農産物の生産
・産直販売
・自然体験教室
地所事業部(類地所)
・土地、建物の有効活用に関する調査・企画・事業計画および事業化促進
・土地、建物の売買および賃貸仲介・監理
・オフィスビル・テナント仲介


http://www.rui.ne.jp/profile/

まだ「検索」が習慣になっていない頃、「るいネット」というホームページを観たことがあり、そのときはてっきり米国帰りの若い女性がHP運営をやっているとばかり思っていた。「米国帰りの若い女性」の印象を受けたのはいかにも素人臭いHPデザインで、「るい」というネーミングが何かしら帰国子女の若い女性を連想させたためだ。

が改めて「るいネット」で検索すると「るい」は「類」を意味しているのだと知ってちょっと驚いた。

今回「るいネット」を取り上げたのは、「ネットワークはどういうことができるのか?」というこのブログの副題と関連していたからだ。桜井誠の運動とかに関心を持つ筆者の性格上、同じ「実践」という行動に出ている「るいネット」に関心を持ってもよさそうなのだが、単純に「類」グループの存在を知らなかったから取り上げなかった。

で、検索してみると「誹謗」の記事が最初の方に出てくる。こういった「誹謗」記事をやっているのは宗教団体などだろうか?とも思えるが、確かに「るいネット」の事業内容を観ると「認識形成」などと記述する宗教的な雰囲気はある。

ともあれネットワークは自主的な動きなので「自転車で走る会」などと同様「宗教愛好グループ」であっても問題はない。そしてこういう分類をも超えたネットワークが「インターネット」だと筆者は捉えている。好むと好まずともネットワークは敵対関係をも含んでしまう「見える化」ツールなのだ。何でもかんでもネットワーク上に乗ったら「見えてしまう」のがインターネットである。

「幸福の科学」の場合は今調べたが教育関連事業が主力なので、「るいネット」より創価学会などの既成新興宗教に近い。これも誹謗記事が検索の上位に来ているから新興宗教系は市場占有で激しく争っているのかと思う。

宗教とビジネスの違いは「取引主体」と「教義の布教」で現れてくる。つまりビジネスは「取引」なので「人との付き合いが限定的」なのだ。この「限定的」な「ビジネスの性格」で社会は多様化していく。買ってくれる人がいて、それを供給できれば誰でも起業できるから多様化が進んでいく。

そうするとビジネスのルールも宗教のルールより「限定的」になるしかない。無神論者でも商品を買ってくれるから、むしろ宗教色を出せば出した分だけ客が逃げるという理由から「限定的」になる。

しかし宗教では「買う」という出費形態ではなく「寄付」という出費形態だ。「寄付をすることでその団体と一体感を覚える」という・・・ま・・AKBの選挙みたいな(苦笑)気持ちの代価が「寄付」である。これは恋愛と似ている。「恋をして相手と一体になりたい!」という生物の本能みたいな働きが「寄付」にはある。

ネットワークでも強い連帯意識を持っているネットワークはやはり「一体感」が柱だ。

この「一体感」を持たせるために「情報の共有」が必要となり、インターネットの場合は国境を超える電波なので「一体感」の対象はどうしても「人類」になっていく。しかし「個人」の認識からいきなり「人類」の認識では飛びすぎて認識の空白が生まれてしまう。この空白を埋めるために「人間」という言葉が必要になってくる。生物としての人間だ。

「社会は人間が集まって出来上がっている」のと「社会は人類が集まって出来上がっている」のとでは受け取るイメージがかなり異なってくる。「人類」という言葉には「個体」のイメージが少ない。それに対して「人間」は個体そのものだ。

そういうことで筆者のネットワークの対象を「人間」にしている。消防署でも病院でも「人間」が運営し、運営の相手もまた「人間」だからだ。「人間」という個体を対象にしているからネットワーク内で支障が起きても「支障を起こしているのは誰だ?」で特定しやすい。「支障を起こしている人類は誰だ?」では文章が成り立たない。

最初に戻るが「るいネット」の実際を知らないので何とも言えないが、事業内容を観ると誹謗されるようなことをしていないのではないかと思う。「社会は生活共同体だ」という認識で事業をやっているなら、それが監獄ルールでない限りむしろ支持したいくらいの価値観だ。現実認識では新興宗教団体より優れている。

実際に事業を興した場合の必須になる部門をきちんと明記しているので曖昧さが少ない。「曖昧」というのは「パンツを頭にかぶる」というような軽度の変態性の部分で、これはむしろ「曖昧な」ほうがいい(苦笑)。

社会は全員参加の「生活共同体」だ。「利益独占」や「権力独占」の考えは「生活共同体」では共同体を破壊するという理由で犯罪的志向だ。しかし、これを政治はやってきたし、やり続けている。こういう「独占」の考え方はインターネットがもたらせる「社会の見える化」では闇の部分だ。だからこそ「闇」をどんどんと照らして本来の「全員参加」を実体化させねばならない。

ネットワークは誰でもどこでも

我々は社会論・経済論ともっともらしいことに騙されて語り合っているが、1個人にとってものを言うのは「人脈」だ。人脈がなければ東大を出ても自殺にまで追い込まれてしまう。人脈というネットワークに入っていないから防波堤を得ず、誰も自分を守ってくれない。

しかし不思議なことに社会の階層では低い階層に属している者ほど警戒心が強い。実際、スラム街では服装だけで警戒される。

これをもっと掘り下げると「警戒するべき相手に対しての無知」を自分で自覚しているから必要以上に警戒心が強くなっている。問題はこういう自己防衛的警戒心は「広がる可能性」を自分で遮断してしまうところだ。結果、いつまでたっても自分が孤立状態に置かれる。

この警戒心を自分で解くには「信頼」という意味を具体的に知ることだ。

「言行一致」という言葉は「信頼」と直結する言葉でもある。だから「信頼」の基準として最初に相手は「言行一致」であるかどうかを観る。これは世界共通の人物判断でもある。「共同」あるいは「相手と組む」場合、相手にも「言行不一致」があれば何を信用していいか判らなくなってしまう。これは「相手が自分を判断する」場合でも同じだ。

「やりましょう!」と言えば「やるしかない」のである。「やるしかない」から「やれるかどうか?」の判断を自分でしなければならない。そして「やりましょう!」となれば9割方は「やれる」。やれなかったら「やれなかった」理由を正直に言う。

次に相手が信頼できるかどうかを「試す」。「試す」わけだから騙されても被害を最小に抑える案件を相手にやらせて様子を見る。

ゴッドファーザーに出てくるような「試し」であるが、一般社会でもこれはやっている。この「試し」に気が付かない人は社会の大きな波には乗れないからそれだけの器量だと自分で納得させるしかない。

こういうことは10代の少年でもやっている。不良の中心にいる人物はそういう頭があるから中心にいるわけで、高度な思考力の問題ではない。ただ、これによって「信頼できる」人物を集めると子供のグループでも大人顔負けのことをやる。

明治維新の動乱ではこれが全てだと言ってよい。歴史をいくら勉強してもこの肝心なことが理解していなければ、碩学であっても無力がまとわりついている。また「信頼」を社会は基準にするから学歴とは無関係に様々なところから「人物」が出てくる。

ネットワークの立ち上げは誰でもどこでもできる。しかしネットワークを「繋げる」にはこの「信頼できる」人物と出遭うことが必要になる。これは案外と難しい。だから最初は自分がオープンになるしかない。が、無条件のオープンでもない。グループとしてのルールの提示は必要だ。それによって「ルールを守れるか?」という最初の人物判定をする。

ネットワークというのは以前にも触れたがレジスタンスでも観られるように「影の組織」という性格もある。プーチンがKGB出身であるのは知られているが、このKGBという影の組織に押し上げられて無名のプーチンがロシアの大統領にまでなった。プーチンの能力もさることながら「信頼」できるものがプーチンにあったからKGBの組織はプーチンを全面に押し上げた。

 ABCやNBC、CNNといった極左メディアが「極右」と呼ぶブレイトバート・ニューズは、世間で思われているほど過激ではない。そりゃあ、旋毛(つむじ)まで左巻きの左翼国民が読めば、「何だ、この右翼サイトは !」と不快に思うだろうが、教養のあるアメリカ人が全体に目を通せば、「なるほどねぇ」と感心する内容である。

米国の大手メディアの報道だけを鵜呑みにする日本人は、「へぇ~、極右白人が読むサイトなんだ」と勝手に想像してしまうだろうが、実際は主要メディアが敢えて触れない話題を取材しているに過ぎない。つまり、NHKや朝日新聞のように、事実をねじ曲げて伝えているのではなく、大手が無視する「不都合なニューズ」を取り上げているだけだ。

日本に置き換えてみれば、岩波の『世界』や朝日の『アエラ』を愛読している“進歩的”インテリが、文藝春秋の雑誌『諸君 !』を読んで「何じゃ、この右翼雑誌は ! 軍国主義者や国粋主義者の学者ばかりじゃないか !」と驚くのに等しい。現在の高校生や大学生が、廃刊された『諸君!』や『国民新聞』を読めば、その「右翼的」内容に目を剝くだろうだろう。しかし、意外と興味を抱く者もいるはずだ。


http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68602911.html

赤字の部分は「無敵の太陽」というブログから引用した。非常に面白いブログなので紹介する次第だが、ここでの群像も結局は「信頼できるか?」という基準でネットワークを作り上げている。もちろん「信頼」の中身は人それぞれだ。ギャングでも「信頼」は絶対不可欠の基準だ。

ネットワーク自体は一種のメカニズムを有しているのでギャングであろうが、福祉関係のネットワークであろうが基本は同じだ。ポイントはネットワークに入っている人しか「何をやっているか?」が判らないという点。

このネットワークの性格を使って「政治運動」のネットワークを作ればどうなるか?

「政党」は表の組織で実質は裏のネットワークが運動方針を決めるということになる。このネットワークが小さいときは秘密結社的性格を持つが、大きくなればポーランドのような「連帯」運動になって政権をひっくり返してしまう。

筆者は1元化されたグローバル主義に対して、ナショナリズムは「草の根」ネットワークとして展開していくと考えている。こういう「草の根」ネットワークは巨大資本の力を持ってしても潰せないからだ。なにしろ姿が見えないのである。同時に犯罪を企むわけでもないので「摘発」対象にもなりにくい。

そして最終的に選挙で決着をつける。

インターネットという言論民主主義のインフラが出来た現在、燎原に火を放つことがたやすいのだ。

見えてきたが判らないトランプ政権

マイケル・フリン氏とは何者か トランプ政権の国家安全保障補佐官

イスラム教徒に恐怖を感じるのは当然のことだ。このことを、他の人にも広めてほしい。真実はどんな疑問も恐れない。
 
フリン氏のマネージメント手法は批判を浴び、2014年には上層部との確執から国防情報局長官の役職を解任されている。フリン氏は、自身が長官職を失ったのはオバマ政権の対テロ政策に反対したからだと主張し、オバマ大統領が「イスラム過激派によるテロ」という表現を用いないことを非難した。


http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/19/michael-flynn_n_13087632.html

ポンペオ氏は共和党予備選中はトランプ氏を支持しなかった。リビア東部ベンガジで起きた米領事館襲撃事件をめぐる調査では、調査委員会による報告書に付随する形で、「追加意見」を記した報告書を共同執筆。共和党主導の同委員会による報告書について、ヒラリー・クリントン前国務長官やオバマ政権に対する姿勢の厳しさが十分ではないとの見解を示した。


セッションズ氏はトランプ氏と同様、移民への厳しい姿勢で知られる。トランプ氏が選挙戦の序盤で外国人イスラム教徒の米国入国を一時的にすべて禁止する提案を打ち出した際は、これを支持した。

http://www.cnn.co.jp/usa/35092452.html

ボンペオはCIA長官で、セッションズは司法長官。

2016年7月、共和党の大統領指名を確実とした実業家ドナルド・トランプから副大統領候補の指名を受ける。当初、トランプはクリス・クリスティやニュート・ギングリッチを有力候補としていたが、娘のイヴァンカ・トランプや息子のエリック・トランプといった家族[3]の強い説得を受け、副大統領候補に内定した[4]。

ペンスが副大統領候補に内定されたことは、ペンスの盟友でもある連邦下院議長ポール・ライアンは「ペンス氏はまさに保守の人であり、副大統領候補として最善の選択だ。彼と私は長年の友人でもあり、11月の本選挙の勝利に向けて全力を尽くしていく」と歓迎した。ペンスはロシアの影響力拡大に批判的な外交姿勢や、日系企業誘致にも熱心でNAFTAとTPPに限らず様々な国との自由貿易に賛同するなど経済政策でも共和党主流派寄りであり、共和党主流派との間で亀裂を生んだトランプと共和党主流派の橋渡し役になることを期待されている。


副大統領・司法長官・CIA長官・国家安全保障補佐官・・・内定で決まったトランプ閣僚になるが、何となく「似た者同士」の趣がある。「似た者同士」なので、これからも続々指名された人が入ってくると「似た者同士でない人」は要注意になりそうだ。

スーパー・チューズデーを間近に控えた28日、CNNの番組に出演した共和党候補ドナルド・トランプ氏は、米白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の元最高幹部、デービッド・デューク氏からの支持表明を拒否しなかったことから、非難を集めている。

過去に支持を否認

トランプ氏はデューク氏について「どの団体の話かわからない。まったく知らない団体のことを非難しろと言われても無理だ。調べてみないと」と語ったが、他候補者は一斉に批判した。

同じく共和党候補マルコ・ルビオ上院議員は「間違っているだけでなく、選挙にも勝てない」と批判し、民主党候補バーニー・サンダース上院議員も「米国初の黒人大統領の後任に、KKK非難を拒み憎悪をあおる人物が就くべきではない」とツイートした。


http://theplatnews.com/p=1617

トランプとKKKの繋がりが出てくるのではないかと探したが、これだけしかない。むしろ任命した閣僚の方でKKKと繋がっている人物の名前が出てくる可能性がある。

FBIとトランプの関係は今後どのように変わるのか?これも注目したい点だ。特にヒラリーからカネを受け取ったFBI長官のクビは大丈夫か?こちらはゴシップ的興味がある。

誰が誰と繋がっているか

社会主義対資本主義という対立構造が消えると、「対立依存」者は次に何を対立相手に選ぶのか?という疑問が生まれてくる。

この答えになるかどうかは解釈次第だがトランプ政府の閣僚が決まりだしてきた。これと大統領選でトランプは誰とどのように戦ってきたかを重ねていくとトランプの決め方のようなものが見えるはずだ。ピッチャーが投げるときの癖みたいなものだ。

新聞ではウォールストリートジャーナル(WSJ)だからWSJの評論記事は眼を通す。

そんなイヴァンカだが、実は“ユダヤ人”なのだ。正確には、ユダヤ系の大富豪であるジャレッド・クシュナー(35)と結婚したことを機に、ユダヤ教へと改宗した人物である。このトランプにとっては娘の夫、つまり義理の息子に当たるユダヤ人、ジャレッド・クシュナーとクシュナー家の面々が、今回の大統領選を全面的にバックアップしていたことも判明している

http://tocana.jp/2016/11/post_11491_entry.html

こっちはトカナ記事。「クシュナー家」は検索に出るか試してみる。


彼の父チャールズ・クシュナー氏は、不動産デベロッパー、慈善活動家、そして民主党への大口献金者でもあるが、センセーショナルな刑事事件により、その評判は地に墜ちてしまった。2004年、彼は脱税、証人買収、選挙資金の違法献金など計18件の訴因で2年間の実刑判決を受けた。

この裁判において、彼は、検察官に協力的だった義弟の評判を落とすために、売春婦を雇ってモーテルの1室で義弟と関係を持たせ、その様子を密かに撮影したビデオを義弟の妻、つまりチャールズ・クシュナー自身の妹に送りつけた。奇妙な偶然だが、チャールズ・クシュナーを訴追した検察官は、現在のニュージャージー州知事で、やはりトランプ氏の顧問として活動しているクリス・クリスティー氏だった。

息子のジャレッド・クシュナー氏は正統派ユダヤ教徒で、妻のイバンカさんも結婚前にユダヤ教に改宗している。クシュナー家ではユダヤ教の戒律に従った食事をとり、安息日を守り、ニューヨークのアッパーイーストサイドにある上流階級向けのシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝堂)に通っている。


「センセーショナルな刑事事件」とは何だろう?と調べたくなるが、ともあれトランプの娘がユダヤ教に改宗している事実は色々なことを判断保留にさせる。

http://toyokeizai.net/articles/-/145999?page=2

しかし東洋経済のこの記事を読んでいくと、米国の富の作り方や権力の握り方が日本人の感覚と相当にかけ離れていると感じさせるものだ。しかも、ひょっとするとトランプは主義主張などと無関係に個人的関係で米国の政策を決めてしまうかもしれない。こうなると韓国大統領とやり方が重なってしまう。

今、「トランプはこうする」と即断する人は信用できない書き手だ。トランプに主義主張がないならトランプの周囲を洗い出していくしかないはずだ。その洗い出し中にトランプの政策も出てくるわけだが、洗い出しているとその政策の「意味」も理解できてくる。

しかしチャールズ・クシュナーも変な奴だな。いや、次期副大統領も首席補佐官も彼らの言っていることを読むと「変なこと」を言っている。「変なこと」とは正統派とか一般的でないという意味だ。

いや実際トランプは繋がりを観ていくだけで判断がクルクル変わる人物に思えてくる。これは「続トランプ」しかないな。

禁煙4日目

手が机の前に伸び、何も無いので手を引っ込める。前は手が伸びた先に煙草があった・・・。

腹部の動脈瘤手術と心臓のステント導入手術については何回か書いている。この手術をきっかけに煙草を3か月間やめていた。が、何気なく家族が吸っている一本を貰って口にくわえてから・・・あっという間に1日2箱40本のヘビースモーカーに戻ってしまった。

文章を書くときは筆者にとって煙草は必需品のようなところがある。が、タバコを吸う度に耳鳴りが強烈に耳の中で響き渡り、体感として後頭部の頭痛もあって煙草と血管の収縮を感じてしまう。心臓も手術後は異変もなく快適だったが、最近は軽い不整脈や酸素不足のような気分を感じて・・・前もやめようとしたが3日間で終わり、今回は3日間は経過してさてどこまで禁煙が・・・どういう状態だ。

1957年(昭和32年) - 全国の“街の電器屋さん”が加盟する日本で最初の系列店ネットワーク「ナショナル店会(後のナショナルショップ制度)」が発足。高度成長期の強大な販売網として機能し、ピーク時には全国で約5万店にまで増加したが、後継者不足や量販店との競争激化により現在は約1万8000店にまで減少している。

こういうネットワークは色々な業態であるはずだが、これがインターネットで新たな展開に持っていくにはネットワークの意識を大きく変えねばならない。今までは本部からの指導待ちで、加盟している商店が独自に加盟店同士でネットワークの組み直しをやることはできなかった。だから金太郎あめ店ばかりになって、しかもそうしたのは本部の責任であるから金太郎あめ商店維持の負担も本部がやる。

これが同じ商品を扱う自主的ネットワークに変貌すると、本部も加盟店の一つの発言力でしかなくなってネットワークの性格が本部には読めなくなってしまう。しかし、その分、ネットワーク維持の負担は1加盟店となって経済的にも責任でも負担は極度に少なくなる。

・・・この辺りで煙草が吸いたくなるんだよなぁ(苦笑)。吸ったら頭がガーンとくるのに、ガーンと来ても気持ちは落ちつく。煙草が旨い・・なんてない。書く集中力を外すのに煙草は効果がある。つまり文章を書くのに集中力が出すぎると「ちょっと・・」になる。

禁煙5日目くらいではもう少し長い文章を書けると思う。

時代が変わる怖さ

少年誌の発行部数は少子化、そして小中生の少年誌離れによって減少の一途を続けている。
業界1位の「少年ジャンプ」は1995年に653万部あったものが、現在では216万部ほどになり、
2位の「マガジン」は00年まで400万部台で推移していたが同100万部まで下がった(社団法人日本雑誌協会調べ)。
これをどう挽回して行くかが課題だが、「マガジン」の袋とじ企画が一石を投じることになるかもしれない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00000006-jct-soci&p=1

う~~ん・・・この数字は「まじ ヤバイ!」と思う。

新聞にしろ、テレビにしろ、大手出版社にしろ、「新聞宅配網」「大手取次」「電波独占」という構図の下でバカばっかり採用してきたからなぁ。しかも採用された連中は「貴族階級に入った!」という優越感で現実を観る頭まで失った。

現実の復讐かな?

「売り家と唐様で書く三代目」・・・という故事にぴったりの現象が色々なところで起きている。

「テスト職人」という言葉が出てきたのはいつ頃からかな?これで全体を俯瞰する眼を失った。米国の学者が日本に来て「日本の教育は暗記型ですが、これはまずいんじゃないですか?」と日本の教育者に苦言を弄したと何かで読んだ。

もっとも米国の「トランプ騒動」も、ロックフェラーなどの金融資本が仕掛けたグローバリズムで格差拡大極限まで広げての結果が招いた騒動だ。「どういう結果になるか?」が何故予測できないのか不思議でならない。

こういうのは矢印で○→○→○→○→・・・と連想していけば誰でも解るはずなのに連想しない。「連想する」という頭がそもそも無いのか?

現実を観ないで「現実の圧力」だけを観ている、あるいは感じている。だから圧力から逃れることばかりしか考えない。

出版社もテレビもインターネットを最初は甘く、次には願望予測と頭が働いてインターネットを素直に見つめることができなかった。素直に見つめないからインターネットの分析もできず、分析ができないから討議もできない。そして業界全体が追い込まれていく。

まるで清の末期だ。日清戦争で清は日本より軍備が整っていたのに簡単に日本に負けた。負けた癖に負けた理由を分析しない。どれほど現実の認識が出来なかったかが判る。これが日本にもある。大きい組織ほど現実認識が薄い。図体のデカさに誰もが安心しきって新しい動きを観ない。新しい動きだと気が付く頃には「新しい勢力」がすでに大きくなってしまってひねり潰すこともできなくなっている。

これが現況である。

巨大さは「巨大さ依存」を内部で次々と増やす。「依存」だから自分の頭で考えない。「依存」だから自立心もない。

こういう状態で足元が崩れ出すとどうなる?「モグラが地震を起こしている!」とモグラ潰しに必死になるかもしれない。足元しか見てないから向こうの山の揺れも見えないのだ。

インターネットの時代は現に来ているのだから、手遅れの年代の人は知らないが、手遅れでない世代の人は「インターネットとは何か?」と色々な角度で観、かつ考えていかねばならない。それをやらないで泣くのは自分自身なのだ。

見える化ネットワーク

「見える化」ネットワークと書けば「調査」的な意味合いに取られそうだが、そうではなくて「ネットワークの活動を見せる」から「見える」ネットワークなのである。

もちろん、この場合「見ることの出来る人」はネットワークハブに入っている人限定だ。「ハブ」の意味は

ハブ、HUB、HUV. 拠点. ハブ (機械) - 車輪の中心部にあって、車輪の外周と車軸とをつなぐスポークが集中する部分・構造。 ハブ (ネットワーク機器) - イーサネット、USB、IEEE 1394 などにおいて、ネットワークの中心に位置する集線装置

この説明と同じものだ。そしてハブとハブが減ったり増えたりしている全体のネットワークが「見える化」ネットワークだ。だから最初は1号ハブが「見える化」ネットワークそのものになり、2号ハブが出来て次の一歩を踏み出す。

基本、インターネットと同じ構造だが、「こういうハブを作りました。興味のある方はハブの入会手続きをしてください」とそれぞれのハブが「見える化」ネットワークの本体掲示板に呼びかける形なので、インターネットよりもう少し踏み込んでいる。

当然、ここで詐欺などを目的とした「犯罪ハブ」が生まれてくる可能性もある。しかし「見える化」ネットワークは匿名によるネットワークなのでハブ全体に被害が広がることはないはずだ。そして「注意」掲示板を誰かが作れば「どういう手口で被害にあったか?」が次々と書き込まれていくので怪しいと思えばそのハブとの接続を切ればいいだけだ。

ハブの入会も匿名であって「みっちゃん」とハンドルネームで申し込んでハブ掲示板に書き込める認証番号を伝えてもらう。それで終わり。認証番号ができるとハブの掲示板と本体掲示板の両方を閲覧でき、書き込みはハブの掲示板のみだ。

これは「見える化」ネットワークが各ハブでどういう活動をしているかを見せることのみに専念しているためだ。だから本体ネットワークの管理者はハブの管理者全てになる。ここでサーバー設置などの管理費が必要になる場合は「管理ハブ」を誰かが設置することになる。管理ハブを設置して各ハブ管理者に連絡して「どういう規模のサーバーでどれくらいの費用が掛かり、サーバー管理専任者の人件費をどうするか?」などの討議をする部会を開く。ま、これも規模が大きくなった時の話だ。

IT商売を狙っている人には役に立たないネットワーク組織だが、「見える化」ネットワークの進展と比例して「社会を見える」化にしていくのだ。東京都議会で不正があると「不正追及ハブ」を誰かが作ればいい。で、そのハブに誰も人が集まらなければ期間限定で消えていく。呼びかけて3月間くらいが賞味期限だと思う。「こういう仕事があります。提示した条件に納得した人は応募お願いします」というハブだってできるかもしれない。こういう場合、不正があると「求人会社の不正を追及するハブ」だってできる可能性もある。そのときは不正被害に遭った人に実名を晒されることも覚悟した方がいい。

要するに「ネットワーク自治」が自然にできてくるということだ。

提案している筆者だって入りたいハブが出来たら「これこれ、こういうことが出来ます!」と応募するかもしれない。こうすることによって表の日本と裏の日本が出来てくる。しかも裏の日本は匿名世界なので活動は見えても「誰が?」は見えない。そうなると表の会社や役所に誰が「見える化」ネットワークに入っているかも判らない。それで表の社会に緊張感を与える。「不正をやったら裏の世界でばらすからな」と本当に「見える化」ネットワークで不正を暴露される可能性は大いにある。

ウィキリークスがより具体的に社会と繋がるのだ。

不正に怒った人がいたら「行動ハブ」を作って実際に行動できる仲間を募ればいい。インターネットでは小さいか大きいかのどちらかであって中間部分がない。その中間部分を作ろうという提案だ。焦点を絞るという意味で2ch掲示板とも違う。「不満や愚痴は2shや各SNSでどうぞ!」ということになる。

・・・・うむ・・・面白そうだな(笑)。

企業スパイになれ!

「あなたはビジネススクールにカネを貰いながら入っているのに、何も学ばない」と書けばキョトンとするだろうが、働くというのはそういう側面がある。ブラックであろうがホワイトであろうがそれは教材そのものなのだ。

株をやれば企業情報をとりたくて仕方がないが、会社に働いている人は「企業情報の渦中」にいるのだ。

実際にそこで働いている人が自分の会社をネットを通じて情報を仕入れると「ほう・・そうだったのか!」という情報に結構ぶつかる。そうなると自分が企業スパイみたいな気分になって、仕事をしながらもう一度社内を見回すという気持ちになるかもしれない。そういう気分になると今まで「しんどい」という気持ちも半減して、やたらと好奇心が増えてくるから会社に行きたくて仕方がなくなる・・ということも起きるのだ。

スパイ映画でスパイの主人公が「いやぁ、しんどいなぁ。何が指令だよ!適当に報告書をでっちあげて自分の空き時間を作って女と遊ぶぜ!」という台詞を聴いたことがない。スパイ初心者が緊張しまくってドジばかりやるのも他の業界と同じに普通にある。このことをイスラエル諜報部に居た人物が書いている。見るからに「スパイをやってます!」という態度と顔つきで、「俺が危ないから引き取ってくれ!」と本部に打電したそうだ。

今までと同じ仕事をやっているのに自分がスパイになった気分になると「苦痛」が苦痛でなくなる。本部に出す報告書も日記を本部代わりにして報告書を書くようになるかもしれない。こうなると「スパイごっこ」にはまった状態だ。

一見「お笑い」に思えそうだが、実はこれは本人にとってもの凄い学習効果を上げている。会社全体を上司よりも深く広く把握しているから自分のやるべきことが見えて先回りができる。また「うちの会社はこういうことはできないッすか?」なんて上司に聞けば「こいつ、仕事熱心な奴だなぁ」と好感度さえ上がる。しかし出世のために聞いているのではない。スパイ活動のために聞いているのだ。だから顔つきも冷静である。

会社内スパイは自分のやっている仕事の意味も探るが、同僚や上司のやっている仕事の意味も推理する。推理してさりげなく近づき確認をとる。これを少し続けるだけで会社幹部くらいの実力を身に付けることを請け負う。

会社幹部くらいの実力があれば転職でも平凡な社員よりよほど歓迎される。全体像を知っているからだ。相手先は面談では平凡な社員程度にする質問をやってくるだろうが、それに答える言葉は一味違うことにすぐに気が付く。これもやりすぎてはダメだ。面談相手が警戒してしまう。「失礼ですが名刺を拝見できるでしょうか?」くらいでも警戒するかもしれない。「どうしてだね?」「いや、どの範囲まで答えるべきか決めたいなと思って・・」とニヤニヤして答えるしかない。ま、不採用のリスクは大きいが。しかし、それで不採用ならその程度の会社なのだ。気にする必要はない。

「不敵さ」というのは意外に好感されるのだ。「こいつ、面白い奴だな」と思われることが多いのだ。

女性の場合は想像もつかないが、いずれにしろ自分が働いている会社をネットや実際の働く現場での見聞で知っておくのは後になって確実に役に立つ。他の会社を観るにも自分の働いている会社の実像を把握していれば比較参照にもなる。

ま・・・愚痴を言ってる間は自分が働いている会社に無知を続けていると自覚した方がいい。どんな会社でも商売をしているのだ。何かを売り、何かを買っている。この売買に需給が成立しているから会社は存続しているのだ。これを観ないと働いている時間がもったいないではないか?絶好の立場に居るのだ。
プロフィール

haizara

Author:haizara
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる